#SPAC県民劇団 「 #壊れていくこの世界で 」『 #血の婚礼 』を観劇してきました



SPAC県民劇団「壊れていくこの世界で」『血の婚礼』を観劇してきました。





≪劇団壊れていくこの世界で≫
2014 年発足。旗揚げ公演では「ギリシャ神話と和のビジュアルとの融合」をテーマに『オレステス』を上演。第二回となる本公演では、「古典に映像を取り入れた」演出に挑戦する。

SPAC県民劇団「劇団壊れていくこの世界で」が今回上演するのは『血の婚礼』。
ガルシア・ロルカの詩の世界を、木田博貴と有志参加者が妖しく、刺激的な、独特の世界観で体現する。
http://spac.or.jp/kenmin_201602.html


当日配布されたリーフレットにもざっくりと作品紹介があり、あまり物語を知らなくても問題ないといった感じでした。

ビギナーでも観やすい演劇でした


事前にSPACのブログでも何度か掲載されていて、事前情報として知ることが出来たこと、当日のリーフレットにも記載されていたこともあり、今作は観劇ビギナーでも比較的観易い作品でした。

SPAC公式サイトでも映像について少し記載されていて、公演チラシにも映像制作者の名前がクレジットされていたことから、今作は何かしらの形で「映像」も取り入れるであろうことは予想できていました。

ただ、実際にどんな映像がどんな使われ方をするのかは本番を観て初めてわかることで、そのあたりの誘導はさすがSPACといったところでしょうか。

古典と現代技術の融合


一部映像が現代的なイメージで描かれていて、「面白い」映像もありました。
映像か役者さん、どちらに視点を合わせてもいいような、自由な感じでした。

後半の役者さんがセリフを言いながら映像としてテキスト情報としてもセリフが流れる、不思議なシーンもありました。

あまり観劇経験がなく「演劇はこうあるもの」っていうカテゴライズすることがない観劇ビギナーにとって、今作はすんなりとすべて任せて観られる、そんな演劇公演でした。

SNSの利用


今作は「SPAC」県民劇団がつくる作品ということで広報、アナウンスは基本的にSPAC公式アカウントからされていました。
「SPAC」の一つ(?)であることから、劇団や団体の単独公演とは扱いが違うのかもしれません。
そのあたりのSPAC事情はわかりませんが、おそらく公演情報といった基本的な情報は個人アカウントでも流してよかったものと思われます。
実際、一部出演者アカウントから日時場所、チラシ画像はツイートされていました。


今後も劇団として「壊れていくこの世界で」は続けていくとのことなので、こうしたSNSを利用した宣伝・広報は今後の課題といったところでしょうか。

場所がちょっとわかりづらい


初めてこの舞台芸術公園へ車で行く場合、迷う可能性があります。
SPACサイトにも地図は掲載されていますが、ナビでここへ向かうと公園入口の反対側へナビゲートされる可能性があります。というか今回それで迷いました。

Googleマップを使ってるかたはここを目的地設定すると迷うことなくナビゲートされると思います。



コワセカの皆さんお疲れさまでした!

終わったよ、血の婚礼。なんか色々思ってくれた人がたくさんいるみたいで、毎度どうもありがとう。あまり木田博貴を知らない人もいて、うん。批判と批評は違うけど、それでも思うことがあったんだな、と思うよ。劇団とうたっているし、役者と名...

Posted by 木村 美佳 on 2016年2月21日






  


2016年02月21日 Posted by SHO.tak at 22:31演劇作品観劇記録

 #HORIZON2月公演 #TWO を観劇してきました

演劇ユニット【HORIZON】の2月公演「TWO」を観劇してきました。







考察っぽいことを書いてみよう


SNSの活用と動員


今公演もツイッターのタイムラインではたくさん関係ツイートが流れていました。
前作の審判よりも多かったような印象です。
実は今公演、日程の都合上観れるか否かがギリギリまで分からない状態でした。
前売りはかなり早い段階で完売のアナウンスが出て、ちょっと今回は縁がなかったかも、と諦めてました。


予約完売とほぼ同時に追加公演の決定がアナウンスされ、ギリギリになってチケットを入手しました。


この挟み込みのため、11日に会場へお邪魔した時に団員さんから買ったのでした。
(実はこの時に夏公演のチラシも頂いていました)

チケット入手のきっかけがツイートだったので、このブログ記事もツイート引用多めで書いています。

会場近隣のお店との連動やメディア展開


カフェやお花屋さんとのコラボ企画、そしてメディア出演が印象的でした。





こんにちは!なかむーです(^^七間町に劇場があるのご存知ですか?イマココビル3階のこのみる劇場さんで今日明日開演されるホライゾンさんの舞台の装花をさせていただきました^o^そして、朝日テレビさんがその様子を密着!さながら情熱大陸です(^^;;放送は来週火曜4時45分から。若い女性のみで構成されるホライゾンさんの舞台もぜひどうぞ!

Posted by Snuggery flowers on 2016年2月13日





お花屋さんとのコラボでキレイに飾られていたのですが、作中(マカロン)で触れることがなかったのがちょっと残念でした。
せっかくのコラボなので誰かしら触れてほしかったなという感じです。



メディアへの露出


実際録画して観たのですが、メディアが取り上げやすい=視聴者(メディアの持つユーザー)が興味を抱きやすい要素が多いのがいいのかもしれません。
実際一般視聴者は劇団の特色を紹介されてもわかりづらいことが多いですが(劇団が取り扱うテーマとか芝居作りの仕方とかってのは演劇を知ってる人向けなもの)、「女性のみで構成された女流劇団」とパッと見てその特色を伝えやすいのでしょう。



ウェブ媒体http://actage.net/?p=1314)やチラシステージでも掲載されていました。これらは何らかのアプローチをかけた結果だと思われます。





観劇したのは追加公演「スイーツキャスト」


観劇したのは追加公演となった「スイーツキャスト」と「マカロンキャスト」。
スイーツを観た後、若干の余裕があるとのことでマカロンも急遽観れることになったので観てきました。



今公演、演劇の興行的側面については、とても興味深いというか面白い要素が多かったですね。
さきに上げたメディア展開もそうですが、ほかの劇団や団体でも動員の参考になるのではないでしょうか。
会場限定グッズ、コラボしたカフェのことがツイッターで多く流れていました。









このグッズが人気というのはこの団体のカラーというか、特色の一つといえるのかもしれません。

新しいチケット購入手段の提示


演劇パスでもチケット購入ができるようになったのは大きいですね。実際にどのくらい利用されたのかはわかりませんが、これまで中高生をメインターゲットとしていたと考えられますが、今作では幅を広げようと試みたものと思われます。

お芝居として


演劇公演の芸術的な側面、お芝居も今作は楽しい作品でした。
前作は上級者向けな印象で、話もよくわからなかったのですが、今作は楽しくそして心温まる作品でした。

気軽に見れる作品


団体としては、あるいは総合演出大橋さん個人としてかはわかりませんが、このようなツイートがあります。
今公演を通してこのツイートは印象的でした。







次の舞台を作るために赤字が出ないように。
なかなか難しいですよねえ(´-ω-`)でも劇団は、それをやるのです。


きっとほかの団体さんでも参考になる要素はある


今作に限らず、この団体はほかの劇団・団体でもいろいろ参考になる要素があると思うのですよ。







出演者の皆さん、ありがとうございました。  


2016年02月15日 Posted by SHO.tak at 21:23演劇作品観劇記録

ワークショップ「演劇を識り、見つめ直す講座」参加してきました

劇団『昇心ハートブレイク』が主催するワークショップへ参加してきました。




Web関係で少しお手伝いする次回公演「錆色のパルス」が2016年5月7日~8日藤枝市民会館にて上演決定とフライヤーが新しくなっていましたね。




”演劇とは何か”といったものから、歴史、構成要素など
きちんと見たことがなかったので参加してきました。

実は、以前演劇ビギナーで少し話を聞かせてもらったのですが、
その時は座長さん個人への取材の過程でという形でした。
こうして講義として演劇に触れたのは初めて。
専門用語はなく、演劇ビギナーにもわかりやすい講義でした。
「演劇」という素材そのものは実はすごくシンプルで、
玄人が複雑にしているのかな?とか考えたり。

「シンプルの杖」は最近読んでいるThink Simple―アップルを生みだす熱狂的哲学の影響で出てきたフレーズです。
自分の周りでいろんなことが起きてきて、頭の中がどんどん複雑な状態にあったので、
このワークショップ参加はいい機会でした。
ありがとうございました。


  


2015年12月06日 Posted by SHO.tak at 23:00演劇づくり

11月21日 県立美術館→市立美術館→七間町このみる劇場


11月21日は「写真家の眼/版画家の眼 6つのアンソロジー」を観に県立美術館へ。

6つの短編小説を編んだような展覧会で面白かったですね。
同じ素材でも分野によって、もっと言えば作者によって解釈が全く異なる。その違いを一度に楽しめる展覧会です。

さらにその足で静岡市立美術館「ちひろ美術館 世界の絵本原画コレクション展」を観てきました。


2回目なので全体をじっくり見るというより、前回見て気になった部分をじっくり見ることができました。
いわさきちひろの作品をじっくりと。
”10カ月と1歳のあかちゃんをモデルなしに書き分けることが出来る”ってすごいです。

その足で七間町このみる劇場へ。

鎌ヶ谷アルトギルド『いつも心に太陽を』を観劇してきました。

有名な作品なのかな?
詳しいことはわかりませんがビギナーでも楽しめる作品でした。
熱いエネルギーに圧倒された時間。そして水。ここでしか観られない作品でした。
誘ってくれたこのみるディレクターのひさ枝さんありがとうございました。
  


2015年11月24日 Posted by SHO.tak at 01:33演劇作品